深刻化が続くがんの新薬に多大なる期待|転移する前に治療しよう

ドクター

新薬の開発に期待

身体の状態についてこまめに把握しておくことが大切です。がんの転移で深刻な事態を避けるために色んな対策方法を考えておこう。

再発との違い

困る女性

がんがもともとできていた臓器などを治療した後、別のところに新しくがんができてしまうことがあります。ほぼ同じところにできたような場合には再発と呼ばれます。これに対して、もとの臓器の別の部分やその臓器とは離れたところにある別の臓器などにがん細胞が飛んで増殖した場合は転移と呼ばれています。腫瘍細胞は血液あるいはリンパ液によって運ばれていくので、患部の臓器から比較的近いところにあるリンパ節などに新たながんができることもよくあります。このような場合にも局所転移と呼ばれますが、リンパ液や血液の流れとともにもっとずっと遠くの臓器に転移したときは遠隔転移といいます。たとえば前立腺がんの場合には肺や肝臓への遠隔転移がよく見られます。

抗腫瘍薬の進化

肺や肝臓に遠隔転移が起こりやすい原因は、それらの臓器に血液が絶えず集まっているということです。遠くの臓器にできたがんであっても、血液の流れに運ばれることによって肺や肝臓などにがんができるというのが転移のメカニズムです。従来、遠隔転移したがんは治りにくいとされてきました。特に、はじめは前立腺や乳房などから始まったものが、しだいに肺や肝臓、さらに全身へと転移したときなどは多くの場合手術することができず、抗がん剤でしか治療できないといわれていたのです。従来の抗がん剤では使い続けるうちに効力がなくなっていくことが多かったのですが、最近になって新しいタイプの薬が次々と開発されてきています。まだ研究の段階のものも多いですが、深刻化が続くがんの新薬には多大なる期待が出来るでしょう。

注目される自己免疫療法

医者

NK療法は副作用がなく体に優しい自己免疫療法です。1970年代に発見されたまだ新しい治療法であるため、さらに患者の肉体的な負担を軽減し治療の効果を上げる方法が研究されており、さらなる技術の進歩が期待されています。

新しいがん治療の方法

看護師

がん治療の方法には、外科手術や化学療法、放射線治療という三大がん治療があります。そして近年、第四の治療法として、免疫治療が注目されています。免疫治療は、他の方法よりも速効性には劣りますが、副作用が少なく、効果が長期間持続するなどのメリットを有します。今後さらに成果が高まることが期待されます。

がんの新しい治し方

患者とナース

かつては手術しか選択肢のなかったがん治療も、現在では多くの選択肢から選べるようになりました。放射線治療や抗がん剤治療・免疫療法の進歩が著しく、早期発見では手術しなくても完治できることがあります。がん治療の進歩は進行がんで最も発揮されています。最先端の治療を受ければ、進行がんを治すことも可能なのです。